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氷河期世代への支援や救済が急務 書籍「アラフォー・クライシス」書評

この本を一言でいうと 「氷河期世代の非正規スパイラルがもたらす生活の危機」 この本は、元々NHKで2017、2018年の二回に渡って放送されたNHKクローズアップ現代+「アラフォー・クライシス」を書籍化したものです。 「就職氷河期」に学校を卒業した世代(氷河期世代)は、他の世代よりも不遇な運命にあっているといいます。 就職氷河期では、有効求人倍率が1.0を下回っていた時代であり、就職にはとても苦労した世代です。 どこの会社も新卒一括採用をしており、そこで正社員になれず非正規社員となると、正社員になるのはものすごく難しいといいます。 正社員になれず、非正規社員としてずっと働いてきた氷河期世代が今40歳前後のアラフォーとなり、問題が深刻化しているといいます。 この本ではNHKの取材から、その様々な問題と、現在取り組んでいる取り組みを紹介しています。