こんにちは。ブックマイヤーです。
今回は書籍「シンプルに考える」の要約をします。
本の概説
この本をひとことで言うと
ビジネスの本質は、ユーザーが求めている物を作り続ける事
著者はLINE株式会社の元社長です。著者本人のビジネス経験から、ビジネスで成功するためのヒントが書かれている一冊です。
考えはタイトルの通り、とてもシンプルです。
本質を見極め、それ以外のものは捨てる事をシンプルに提案しています。
例えば以下のものは「いらない」といいます。
「戦わない」
「ビジョンはいらない」
「計画はいらない」
「情報共有はしない」
「偉い人はいらない」
「モチベーションは上げない」
「成功は捨て続ける」
「差別化は狙わない」
「イノベーションは目指さない」
「経営は管理ではない」
※本書より引用
本ブログでは、私が印象に残った3つの事について紹介します。
印象ポイント1
本質からずれた努力はしない
歴史のあるものなどは、本質からずれたことに努力しがちです。
例えばゲームだったら本質は「楽しむもの」でありますが、近年のハード技術の向上で画質がグラフィックに視点がいきがちだと思います。でもそれは要素の1つでしかありません。
「そもそもこれは何のためにあるのか?」
その答え、つまり本質に集中する事が重要だといいます。
印象ポイント2
リソースは足りないからこそ成長する
予算などのリソースは多い方が色々な事ができます。著者自身も、ハンゲーム・ジャパンに居た頃はリソースが足りず、苦労したそうです。
ですが、足りないなりに試行錯誤する過程で成長をすることができたそうです。
なんでもリソースが潤沢があればいいわけではなく、むしろない方がよいといいます。
印象ポイント3
守ると攻められない
過去の成功にしがみつく事を「守り」と言っています。
技術の進歩やユーザーのニーズが早い現代においては、同じことをやっていては取り残されてしまいます。
1つの成功にしがみつくのではなく、常に新しい価値をうみだし続ける事が重要で、ユーザーに求められている物を作り続ける事でもあります。
いかがでしたでしょうか。
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