交渉

スキルアップ

社会人の為の本 ビジネスの基本を俯瞰できる 「MBA100の基本」書評

「MBAの基本を俯瞰できる本」 MBAとはMaster of BusinessAdministrationです。経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。 なんだか難しそうと思われますが、「基本」と書いてある通り、ビジネスにおいて仕事においての基本についても書かれています。肩肘張らずに読める内容となっています。 本書はMBAのビジネススクール2年間で学ぶ基本部分を凝縮した内容が書かれており、とても読みやすい構成となっています。100の基本を、1つあたり2ページ〜4ページ程度で解説されており、全体を確認するには丁度良いボリュームです。逆に詳細を知りたい場合は別の書籍が必要になるでしょう。
スキルアップ

イノベーションを起こせる企業になる為には? 書籍「天才を殺す凡人」

この本をひとことで言うと 「イノベーションを起こすには創造性を持った天才を活かす事が重要」 この本のタイトルでもある「天才を殺す凡人」とは、コミュニケーションの断絶により、大企業がイノベーションを起こせない構造(人間関係)の事を言っています。 組織が大きくなり、いわゆる「大企業病」を起こさない為には、本書に書かれている内容が役に立つのではないかと思います。 天才と言ってもどのような人の事を言っているのか、本書における天才を含めたタイプをざっくり紹介します。 天才・・・創造性のある人(新規事業といった新しい事に挑戦するのが得意) 秀才・・・再現性(管理部門やマネージャーなど組織拡大や利益改善が得意) 凡人・・・共感性(営業、マーケティング、広報、人事など多くの人に製品を広げるのが得意) つまり、本書でいう天才とは、独創的な発想をする事ができ、イノベーションを起こす力がある人といいます。
スキルアップ

相手が喜び、自分が得する交渉術を学ぶ 書籍「本当に賢い人の丸くおさめる交渉術」

この本をひとことで言うと 「相手が喜び、自分が得する交渉術を学ぶ」 相手との交渉というと、いかに相手から自分に有利な条件を引き出すかかけひきをするというイメージを持つ方もいるかと思います。 しかし、この本は自分も相手も、お互い得する(喜ぶ)落としどころに持っていくのがあるべき交渉だといいます。 そのような交渉をするには以下の3つのポイントがあるそうです。 ・スピード決着を図ること ・相手の期待値を飛び超えること ・長期的な利益を優先すること なぜこの3つのポイントなのか、そしてポイントをおさえるための方法が書かれています。 スピード決着を図ること 交渉に時間がかかってしまうと、お互い交渉にかける時間が長くなり、本来やるべき作業に手がつけられないといいます。また、交渉自体がストレスとなることもあるでしょう。 ではスピード決着を図ると、これらが解消されます。 ・ストレスから解放される ・浮いた時間が利益になる そして、スピード決着するには、下記のようなコツがあります。 ・事前準備を怠らない ・ファーストコンタクトが勝負を分ける ・返事はすぐにする ・かけひきをしない ・回答に期限を切る 本書では一つ一つに対して、解説されています。