こんにちは。ブックマイヤーです。
今回は書籍「速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術」について要約と感じた事を書いていきます。
本の概説
この本をひとことで言うと
8つの原則に則って仕事するとスピードが上がり、色んな事が改善する
本書で訴えているのは、仕事において、スピードは最も解決するためのキーワードだそうです。
スピードが早ければ先んじて対策することが出来、「好循環」がうまれるといいます。
「好循環」が更に好循環を生み、社内での評価も上がり、プライベートでも余裕ができます。
本書の読者が目指すところは、個人・チームが仕事においてこの「好循環」な状態を生み出す考え方やノウハウを得て、実行に移すことです。
ですので、本書の内容は仕事に追われている方や残業が多い方には習得してほしいスキルが書かれています。
本書は、まず「仕事が遅い理由」を説明し、次に「スピードを上げるための原則」、そして「スピードや効率を上げるためのノウハウ」が書かれています。
仕事が遅い理由
仕事が遅いのは以下の理由があるそうです。
・すぐに始める事ができない
・やるべき事に集中できない
・段取りが悪く、後手後手になる・優柔不断、迷う
・書類、資料作成が遅い
・メールに多くの時間を取られる
・会議が多い、時間が長い
・差し戻し、やり直しが多い※本書より引用
本書ではそれぞれの項目について、解説がされています。
私が感じた事
この中では「段取りが悪く後手後手になる」「差し戻し、やり直しが多い」が最も仕事を遅くする要因なのではないかと思います。
段取りについて、特にチームで仕事をする場合は段取りが悪いのが原因となり、忙しいはずなのに仕事がないメンバーが出てしまう可能性があります。せっかく作業できるリソースがあるのにこれでは仕事は遅れるばかりです。
また、差し戻しややり直しが多いのも、1回目に仕上げた作業のほとんどが無駄になってしまいます。
スピードを上げるための8つの原則
そしてスピードを上げるためには以下の8つの原則があります。
・全体像を描く
・丁寧にやりすぎない
・仕事のツボを押さえる
・好循環をつくる
・工夫のしかたを工夫する
・前倒しする
・一歩先んじる
・二度手間を全力で避ける※本書より引用
本書ではこれらの原則を簡素に解説しています。
私が感じた事
仕事が早い人にとっては、無意識に取り組んでいる事ばかりです。仕事が早いと自信がある人でも、これらのポイントをチェックし、できてない事があれば、それを改善する事で更にスピードを上げることができると思います。
スピードと効率を極限まで上げるノウハウ
最後に、スピードと効率を極限まで上げる以下の具体的な方法を紹介しています。
・最も効率的な情報収集法
・書類・資料作成の時間を最小化する方法
・会議を効率化する方法
・メールを効率化する方法
・コミュニケーションのミスをなくす方法
私が感じた事
様々なノウハウが紹介されています。その中でも私が良いと思ったものは、Googleアラートの活用です。Googleアラートとは、関心のある言葉やキーワードを登録しておくことで、その言葉を含む記事を毎朝配信してくれるサービスです。
Googleアラートを設定してみましたので紹介します。
まず、Googleアラートを開きます。(下記にリンクを貼り付けました)
「アラートを作成…」で好きなキーワードを入力して追加します。とりあえず、「ビジネス書」「PMBOK」「読書」「バフェット」「RPA」を設定してみました。
こんなメールがキーワード別に届きます
もう一つは、Google検索の表示件数を100にする方法です。なにも設定しないと10しか表示しないので「次へ」をクリックする必要があります。でも100もあればその手間を省く事ができます。
Google検索の表示件数の設定をやってみたので下記に紹介します。
まずはChrome(PC版)でGoogleのトップページを開いてください。
右下の「設定」→「検索設定」をクリック。
検索の設定画面で「ページあたりの表示件数」を100に設定。(初期設定は10)
下にスクロールし、「保存」をクリック
いかがでしたでしょうか。そのほか、思考のスピードを上げる具体的な方法も紹介されています。
興味のある方は読んでみてください。
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