アウトプットを最大化するインプット法が満載 書籍「インプット大全」書評

スキルアップ

今回は書籍「インプット大全」の書評です。

本の概要

この本をひとことで言うと

質の良いアウトプットをする為に、質の良いインプットを、アウトプット前提で実践しよう

最近、アウトプットにフォーカスした本が多く出版されていると思います。学んだ事をアウトプットする事は記憶の定着にすごく重要なのをご存知の方は多くいらっしゃるかと思います。

アウトプットする為に必要なのは、もちろんインプットになります。アウトプットするのはもちろん重要な事です。しかし、インプットの質が低いままではアウトプットも質も低くなってしまいます。

本書は、質の高いアウトプットをする為に、質の高いインプットをする為のノウハウが詰まった本です。80ものノウハウがあり、読んだ方は必ず気づきがあるでしょう。

ちなみに「アウトプットって?」「アウトプットは不十分だ」という方は、まず「アウトプット大全」を読む事をオススメします。

本ブログはアウトプット大全を読んで始めています。行動のキッカケを作ってくれる書籍となるでしょう。

ですので本書は、アウトプットの重要性を理解し、行動している方向けです。

話を戻して、インプット大全について、簡単に言うと

現状:質の悪いインプット→そこそこのアウトプット

目指すところ:質の良いインプット→質の良いアウトプット

これに尽きます。

では「質の良いインプット」するにはどのようにすれば良いか?

それは「アウトプット前提でインプットをする

この本の80ものノウハウの根底にある考え方です。

本書ではこの考え方は最初のほうに書いてあります。

是非、このような考え方で読んでいってほしいと思います。

著者情報(抜粋)

樺沢紫苑(かばさわしおん)

樺沢心理研究所を設立

日本一アウトプットする精神科医として活動

書籍多数出版、ブログ、メルマガ、YouTubeでも活動

私がブログを始めたきっかけを作ってくれた方です。

気づきポイント

80のインプット法の中でも個人的に「これは!」と思ったポイントを3つ紹介します。

観察力を磨く

普段の観察から「なぜ?」と疑問を持ち、考えてみたり、調べてみる。

例えば、行列店を見かけたら普段は「混んでるねー」くらいだった所を「なんであの店は混んでいるのだろう?」と思って考えてみる。並んでいる人に聞いてみる。調べてみる。

普段の生活に「なぜ?」を取り入れると格段に情報量がアップします。

そして、こんな観察力をあげると何が嬉しいか?

情報量がアップすることにより自己成長するといいます。コミュニケーション力もあがります。

私は普段、あまり疑問を持たずにスルーしている事が多い為、この気づきは今後の自己成長に貢献するかもしれません。

美術鑑賞をする

まず第1になぜこれを選んだかというと、単純に面白そうだなと思ったからです。

美術鑑賞の効果うんぬんは置いておいたとしても趣味としてもいいし、自分の視野が広がりそうだなと思ったからです。

そうは言ってもどんな効果があるのかはきになるかと思います。美術鑑賞は創造性があがるといいます。右脳も活性化します。

また、観る時は音声ガイドを借りるといいそうです。なぜ音声ガイドを借りるのが良いか、それは解説があると理解度が深まるからです。ただなんとなく美術を観るよりも、音声ガイドによる作品の背景や作者の生い立ちは理解度を高めてくれるツールとなるといいます。

私も定期的に美術館に行くことにしました。

講演は最前列で目的を持って聴く

講演会やセミナーは早めに行き、最前列の席を確保するのが良いと言います。

なぜかというと、前に座ると緊張感を持って挑む事が出来るからです。適度な緊張感は学びの効率をアップさせてくれます。

私は今まで後ろでもない前でもない真ん中あたりの席に座る事が多かったですが、今後は前に座ろうと思います。

これ、樺沢先生のセミナーでは最前列は争奪戦になりそうですね(笑)

また、目的を持って参加する事も重要だといいます。目的を持つ事で注意のアンテナが立ち、学びの効率が上がるからです。

私は読書では目的を持つ事は実践していましたが、セミナーなどではやっていませんでした。これからはセミナーなどでも実践していきます。

所感

樺沢先生のYouTubeを観ていた時にこの本を紹介されていました。

その動画で、「このインプット大全は、今まで誰も書いてない事が書いてあります」と言っていたので、「本当か?」と思いましたが、私の知る限りでは初めて知った事が多く、買ってよかったと思います。

本書は何度も読み返したい一冊です。

なぜかというと、今回は3つの気づきポイントをあげましたが、本当はもっと気づきはありました。しかし、いくつも実践するのは難しいと思い、3つに絞りました。

でも3つだけではもったいないので、後で読み返した時には他の3つを実践したいと思います。

何度も読み返し、気づきを得る事のできる数少ない本ではないでしょうか。

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