幸福度が高くpurpose(存在意義)のある会社は業績にも良い効果をもたらす 書籍「パーパス・マネジメント」

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今回は書籍「パーパス・マネジメント」の書評です。
20195月時点、kindle unlimitedで読み放題になっています。※時期によっては、読み放題が終了する場合があります。

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本の概要

この本をひとことで言うと

幸福度が高くpurpose(存在意義)のある会社は業績にも良い効果をもたらす

あなたの勤務している会社では、働きがいはあるでしょうか。近年の働き方改革では残業削減や生産性向上を目指していると思いますが、残業削減だけを目的にしていては会社の成長に寄与しません。

では何が重要かというと、社員の幸福度だといいます。

ではなぜ幸福度が重要かというと、社員の幸福度が高ければ生産性や創造性が増し、結果として社員とともに会社の成長が見込めるからです。

以下に載せた引用にあるように、社員の幸福度が高いと、結果的に生産性や創造性が高くなるという調査結果があるそうです。

幸福度の高い社員の生産性は31%高く、創造性は3倍高い

※No481より引用

本書でいう幸福度が高い状態とは、社員がやりがいや熱意を持って働いている状態です。つまり、purpose(存在意義)を持っている状態です。

そして幸福度やpurposeもマネジメントするために、経営陣にCHO(Chief Happiness Officer)を立て、活動すべきだといいます。

そして、幸福度を上げる為に、社員と会社のpurpose(存在意義)が重要だといいます。

【対象読者】

会社のマネジメントの内容なので、経営者や管理職、リーダーの方向けの本です。

著者情報

丹羽真理 (にわ ・まり )

I d e a l L e a d e r s株式会社共同創業者 / C H O ( C h i e f H a p p i n e s s O f f i c e r )国際基督教大学卒業 、 U n i v e r s i t y o f S u s s e x大学院にて M S c取得後 、 2 0 0 7年に株式会社野村総合研究所に入社 。民間企業及び公共セクタ ー向けのコンサルタントとして活動後 、エグゼクティブコ ーチングと戦略コンサルティングを融合した新規事業 I D E L E A (イデリア )に参画 。 2 0 1 5年 4月 、 I d e a l L e a d e r s株式会社を設立し 、 C H O ( C h i e f H a p p i n e s s O f f i c e r )に就任 。社員のハピネス向上をミッションとするリ ーダ ー 「 C H O 」を日本で広めることを目指している 。経営者やビジネスリ ーダ ー向けのエグゼクティブコ ーチング 、 P u r p o s eを再構築するプロジェクト等の実績多数 。特定非営利活動法人 A C Eの理事も務める 。

※No1723より引用

日本で数少ないCHOであり、広めていく事をミッションにされているようです。

所感

私の勤務している会社はCHOという役職はいませんが、ここ数年は社員のやりがいやチャレンジ精神を大事にするようになりました。

経営者だけでなく社員も熱意を持って仕事をしている人が増えてきたと感じます。

その為かはわかりませんが、そのような取り組みを始めてからは会社は右肩上がりに成長をしています。

この本に書いてあるporpuse(存在意義)を一人一人が持つようになり、生産性は上がっているように感じます。当然残業時間も減少しており、会社の雰囲気はかなり改善していっています。

私は経営者ではありませんが、リーダーとしてメンバーがpurposeを持てるように取り組んでいこうと思いました。

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