書籍「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」はうまく企画提案や問題解決したい方にオススメ

スキルアップ

こんにちは。ブックマイヤーです。

書籍「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」の要約をしていきます。

タイトルにもある5W1H、ご存知の方も多いと思います。

Who(だれが)

When(いつ)

Where(どこで)

What(なにを)

Why(なぜ)

How(どのように)

情報を伝える場合、これらを1つ1つ洗い出すと、漏れなくわかりやすくつたえることができます。

本書ではこの「5W1H」を活用し、問題解決や、企画の提案、情報の伝達の際に有効な手法を紹介しています。

企画というと、PESTや3C、SWOT、バリューチェーン、PPMなどのフレームワークはよく知られていますが、たくさんの種類があり、使いこなすのはなかなか難しいのではないでしょうか。

「5W1H」であれば、そこまで難しく考えることなく問題解決や企画提案をすることが可能となります。

5W1Hを使った4つの手法について簡単に紹介します。

Big-Whyで「真の目的」を発見

物事に取り組む際、「なぜやるのか?」を繰り返し思考する事で「真の目的」を発見する手法です。

たとえば「痩せたい(Why)」と思考した場合「食事制限する(What)」などの直接的な手段を考えがちですが、「なぜ痩せたいのか?」そう思った本当の理由。痩せることによって真に実現したいこと(Big-Why)を明確にする事が重要となります。

ほんとうの理由が「健康のため」だったら痩せる以外の健康のための手段も考えられると思います。

5W1Hでアイデアを発想

・企画のアイデアなどを考える際に、新しい視点を確保する手法として使うことができます。

ウィキペディアで例を書きますと、辞書は、Who(誰が)執筆するというと専門家にだった思います。ウィキペディアはWho(誰が)を不特定多数に変えた事でまったく新しい辞書を作り上げました。

このように、5Wの一部を変えることで新しいアイデアを発想することができます。

これはWhoだけでなくWhen、Whereでも応用することができます。

Why-Howで「説得力あるロジック」を作る

なにかを説明する際にも5W1Hは有効ですが、この時5W1Hすべてを説明するのでなく、Why(なぜそうするのか)→What(そのためにはなにをするのか)→How(どのような解決策か)の順で説明することで説得力が増します。

3W1Hで「筋のよい打ち手」に絞り込む

問題解決する際はこの3W1Hが有効です。

①「What(何を解決するのか)?」②「Where(どこが悪いのか)?」③「Why(なぜ起こるのか)?」④「How(どうするのか)?」

の順で、真の問題の特定~解決します。

まずは、見えやすいWhatやWhereで問題を特定します。

具体的な手法は本を詠んでいただきたいと思いますが、ここで本当の問題を設定します。ここで問題の定義がずれてしまうと、あとの分析も意味のないものになってしまうので的確におさえておく必要があります。

そして、Why(なぜか)を分析します。手法は省略しますが、問題に顧客(相手)がいる場合は自分ではなく「顧客(相手)が、こういう状態になっていないから」という視点に立つことが重要となります。自分軸で分析してもなかなか真の原因をみつけるのは難しいからです。

そしてHow(どのように解決するか)ですが、すみませんここも手法は省略しますが5W1Hの分析を活用し、解決策を導き出します。

この本を読む事をオススメする方

使うのは「5W1H」という基本的な考え方だけなので、いろんなフレームワークを覚える必要はありませんので、問題解決の手法やフレームワークを使って企画提案やアイデアを発想したいがうまくいかない方にオススメの一冊となります。

興味があれば読んでみてはいかがでしょうか。

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