時価総額TOP4の企業はなぜ成長できたか。書籍「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」の要約と感想

経営・経済

こんにちは。ブックマイヤーです。

 

書籍「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」を読んだので、要約と少しばかりの感想を書いていきます。

 

GAFAとは

GAFAとは、世界の時価総額TOP4の頭文字をとった企業です。

G・・・Google

A・・・Apple

F・・・FaceBook

A・・・Amazon

みなさんすでに知っていると思いますので、説明不要だと思います。

本書の前半では、この四つの巨大企業(本では四騎士と表現しています。本ブログでも「四騎士」と表現します。)がどのように産まれたのか、そしてどのような戦略なのかが書かれています。

後半では、四騎士の共通点や5つ目の企業はどのような企業が出てくるか?そして、今後私たちが生き残るための術が書かれています。

 

四騎士の共通点

元々はペテン師だった

他人のアイデアを盗む。しかし、ただ盗むだけではなく先行者の問題点をよく観察し、より良いやり方に変え、自分のものにしたようです。本書を読むとこの四騎士がかなりしたたかであるという印象を持つようになります。ただ、それはこの本の表現によるものなので、実態はどうなのかはわかりません。

脳・心・性を標的にする

四騎士すべてに共通するところは、製品そのものにフォーカスしていない事です。もちろんアップルは自社の製品を作っています。ただ、製品そのものではなく、製品やサービスを使うことでどのような体験ができるか?というところにフォーカスしている点です。魅力的な体験を通じて、「脳」「心」「性」に訴えていることで顧客を獲得してきた。ここは日本企業が見習いたいところではあります。

本書では四騎士それぞれがこの「脳」「心」「性」に対してどのようにアプローチしているかが書かれています。

 

この章はかなり興味深いですし、仕事をしていく上でのヒントになるものが多いと思います。

 

五騎士は誰になるのか

・アリババ

・テスラ

・ウーバー

・ウォルマート

・マイクロソフト

・エアビーアンドビー(Airbnb)

・IBM

・ベライゾン/AT&T/コムキャスト/タイム・ワーナー

これらの企業が今後5騎士目になる候補だと書かれています。

また、強み弱みについても書かれています。

 

今後、私たちが生き残るためには

今後、四騎士がつくり変えた世界でどのように生きればよいか?が書かれています。

資格を取る、大学に行くなどのある意味当たり前な内容?から、当事者意識、好奇心を持つなどのビジネス書で書かれているような内容までいろんなことが書かれています。しかし、内容としてはそこまで濃い内容ではないのであまり期待はしないほうがよいでしょう。

 

私の気づきとしては、四騎士の創業者の多くが、大学の研究などをキッカケとしていた点には興味をそそられました。大学に行くことが人生の大きな分岐点になるんだなという事は大きな気づきでした。ただ、行く大学にもよるし、海外とは文化も違いますのでそのような機会は日本の大学では少ないかもしれません。

 

まとめ

ざっくり下記4点について書かれています。

1.四騎士(GAFA)それぞれの巨大企業の戦略

2.五騎士目の候補企業

3.四騎士(GAFA)の共通点

4.四騎士(GAFA)がつくった世界で生き残るためには

私は、「3.四騎士(GAFA)の共通点」が特に面白く、興味深かったです。

興味のある方は読んでみてください。

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