堀江貴文さんの考え方がわかる本 書籍「多動力」要約

スキルアップ

こんにちは。ブックマイヤー(@book_meyer)です。

今回は「多動力」について要約します。

本の概説

この本をひとことで言うと

異なることを同時にこなす力「多動力」を身につけよう

かの有名な堀江貴文さんの本です。

これからの時代はこの「多動力」がもっとも重要だといいます。

そのわけは、すべての事、ビジネスはインターネットにつながる時代になっていくからです。今まではインターネットとは無縁だったモノもインターネットにつながる時代へと突入しています。自動車業界では自動運転の技術が進んでいます。そうなると自動車とIT業界の縦の壁はなくなるといいます。

結果、自動車×ITの知識やスキルが必要になってきます。

要は「多動力」が必要になるというロジックです。

この本はこの多動力を身につける為にどのような事が必要かが書かれています。

全部で、31の事が書かれています。

今回は私が印象に残った3つの事について紹介します。

複数の肩書きを持つ

Point

あなたの代わりがいる限り、あなたの値段は上がらない。

複数の肩書きを掛け算し、レアな存在になろう。

あらゆる産業の”タテの壁”が溶けた今、一つの肩書きにこだわっていてはいけない。

※書籍「多動力」項02より引用

1つの会社、1つの職種で仕事をしていては、代わりの人材にとって変わられるリスクがあります。

タテの壁がない時代では、2つ、3つの別の分野のスキルを身につけておく、経験しておく事を提案しています。

1つの事だけを極めた場合は100人に1人の人材ですが、2つの事を極めた場合は100人に1人×100人に1人=1万人に1人の人材になれるといいます。

複数のスキルや経験を持った人材は代わりが少ない為、代替しづらいといいます。

自分にしか思いつかないアイデアを発案する

Point

世の中には2種類の人間がいる。

それは、「原液」を作る者と「原液」を薄める者だ。

「原液」を作れば、自分の分身が勝手に動いてくれる。

あなたは「原液」を作れているだろうか?

※書籍「多動力」項14より引用

自分自身が自ら行う仕事は限界があります。「すべて自分でやる」という考え方では、やりたい事があってもこなすことは難しいです。

そこで「原液」をつくる事を提案しています。

「原液」とは、昔のカルピスの原液のようなものです。水で薄めると元のカルピスの何倍もカルピスが作れる。

この「原液」を作ることが実現したい仕事を何倍も増やす秘訣になるそうです。

例えば、メディア向けに自分のアイデア(原液)を発言する。そうすると、それを見た人達がSNSで発言(薄めたもの)したり、ニュースなどに取り上げられたりすることで、元の作業量の何倍もの効果が得られると思います。

3歳児のような好奇心を持つ

Point

「多動力」は大人になるにつれ失われていく。

つまり、未知なるもの、新しいことに興味がなくなったとき老いが始まるのだ。

いつまでも3歳児のような好奇心をもって生きていこう。

※書籍「多動力」項28より引用

今はわかりませんが、子どもの頃は色々なことに対して好奇心があったかと思います。

やりたいことをやりたいだけやっていた。それは「他動力」がある状態であるといいます。

やらなくてはいけない事に縛られて嫌々やる人生では「他動力」は身につきません。

子どもの頃のように、いつまでも好奇心を持つことが他動力の鍵になります。

気づいたこと

自分にしか思いつかないアイデアを発案する。つまり「原液」を作る事は自分自身も目指すべきだと気づきを得ました。

本ブログは原液を薄めたものにならないよう、別の原液を混ぜて表現できるように工夫していきたい。

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