相手のわかる表現で、論理とイメージで簡素に伝える事が重要 書籍「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」

スキルアップ

こんにちは、ブックマイヤーです。

今回は書籍「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」の書評です。

本の概説

この本をひとことで言うと

相手のわかる表現で、論理とイメージで簡素に伝える事が重要

 

伝えるための基本事項

相手はどのような事に興味があり、自分はなにを伝えたいか?

そしてゴールは何なのかを明確にします。

話す前にこれらの事前準備をしっかりやっておくことは重要です。

 

ロジカルに話す

型としては「結論→根拠→具体例」です。

まずは結論を言い、そのあとに理由を述べる。最後に具体例を話します。

まず結論を言い相手に伝えたい事を理解してもらう。

そしてそのあとになぜその結論なのか、説得力のある理由を述べ、相手に納得してもらいます。

そして、具体例を話す事で、相手にイメージしてもらいます。

 

結論は、○○である。なぜならXXXとYYYとZZZだからである。例えば、(具体例)

 

その時のポイントとして以下を心がけます。

・いらない言葉は削る

・むずかしい言葉は簡単な言葉に置き換える

・ビジュアル(写真や絵)をみせる

 

そして「動いてもらう」ために

一言でそのプレゼンを言い表すキーワードを覚えてもらう

人は忘れる生き物です。でも「一言」で言い表せる強烈なキーワードがあればいつまでも覚えてくれます。

 

人前で話すときのポイント

①視線:しっかりと聞き手をみる

②手振り:多少、動きをつける

③声:「相手と対話するように」声を届ける

④間合い:話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる

※書籍より引用

相手の立場になって話す

伝えたい事は自分の気持ちだけで話しても伝わりません。

相手の立場になって話す必要があります。

そこで具体的なテクニックとして「相手の席に座る」という方法があるそうです。

 

相手からはどのように見えているのかを考える事で、自分の立ち振る舞いや話し方に問題はないか想像する事ができるそうです。

 

所感

わかりやすい伝え方についての本だけに、事例をまじえたかなりわかりやすく解説されている本です。

 

特に結論、根拠、具体例のあたりの解説はかなり簡素にかかれておりわかりやすいです。

 

また、テクニック的なノウハウについても小難しい事を言っているのではなく、「相手の立場に立つ」「シンプルに話す」など改めて気づかされる事もありました。

 

興味のある方は読んでみてください。

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