イノベーションを起こせる企業になる為には? 書籍「天才を殺す凡人」
この本をひとことで言うと
「イノベーションを起こすには創造性を持った天才を活かす事が重要」
この本のタイトルでもある「天才を殺す凡人」とは、コミュニケーションの断絶により、大企業がイノベーションを起こせない構造(人間関係)の事を言っています。
組織が大きくなり、いわゆる「大企業病」を起こさない為には、本書に書かれている内容が役に立つのではないかと思います。
天才と言ってもどのような人の事を言っているのか、本書における天才を含めたタイプをざっくり紹介します。
天才・・・創造性のある人(新規事業といった新しい事に挑戦するのが得意)
秀才・・・再現性(管理部門やマネージャーなど組織拡大や利益改善が得意)
凡人・・・共感性(営業、マーケティング、広報、人事など多くの人に製品を広げるのが得意)
つまり、本書でいう天才とは、独創的な発想をする事ができ、イノベーションを起こす力がある人といいます。